「批判」ということ
私の大切な、亡くなったユミちゃんは、ただの一度も私を「批判」した事がない。
今思うと、それってすごいことだと思う。
「愛」そのものだと思う。
母親以外に、そういう人を私は知らない。
人が人を批判する。裁く。追い込む。
それは突き詰めれば戦争にもつながる事。
理解する。その人の身になって考える。許す。愛する。
私は幸いな事に、そうされた経験を多く持つ。
だから私は決めたのだ。
生きている限り、許したい。身になりたい。愛したい…。
生きている限り、もっともっと、大きくなりたい。優しくなりたい。
そうでないものは、私には悲しすぎるから。