2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

合宿ワークショップを終えて

飛行する機体の高度、速度、エンジン出力などがバランスよく整った時、飛行機は パイロットが操縦する事を止めても飛行が可能なトリムの取れた状態が起こるように、 ワークショップを進めて行く中、受講生の演奏中混沌とした音の中から幾度かそういった 無駄…

あすはいよいよ合宿

ワークショップの用意に明け暮れる。配布するプリントも三日がかりで作った。こういう用意の楽しさと、合宿の現場での楽しさと、そして終わった後の晴ればれとしたみんなの顔を見る楽しさ。ひとりひとりがそれぞれの宇宙を持っている。それぞれ違った輝く魂…

9月ラストスパート!

連日のライブが終わった開放感とちょっとした寂しさと(かなりの)酔いで、きのうの夜中はタマシイが何処かへ旅していたみたい(笑)。あー、やだやだ、酔っ払いは(笑)。なんだか今月も終わりのような気がしたけれど、気のせいだった。 あとライブが三本、…

開放感

連日のライブと諸々が、ちょっと一段落。 身体中から、何かが抜け落ちてゆく。 …でもなんで開放感って、こんな寂しさを伴うんだ? 外は雷が鳴っている。どうやらまた台風が近づいているらしい。 きょうもいちにち降り続いた雨。 さすがの晴れ女の私もかたな…

フシギなひとたち

フシギだなぁ、っていつも思うんだ。 この人たちって、いったいなにものなんだろう。 なぜこんな空気を作れるのだろう。 なぜこんな、よけいなものが何も無くって、 大切なものだけがこんなに満ちているんだろう。 理屈で解明できないんだ。こうこう、こうだ…

月餅

私の生徒に、ご主人が上海の人という子が居る。彼女は上海の御両親からとても可愛がられていて、私はその先生と言う事で一昨年上海の旧正月に招かれ、親戚一同が集う大家族の新年会でテーブルに乗り切らない程のご馳走を頂いた。上海では中秋の満月に上司や…

奇跡のような夜

きのうの事は、きっとずっと忘れないと思う。もの凄い雷と大雨の中のライブ。川みたいになった道をギターを持って歩いて来てくれた潮先さんと中牟礼さん。そして来て下さったお客さん。リハ終えてお蕎麦屋に行き、レディジェーンに戻ると何と渋谷さん。聴い…

「しぶやさんといっしょ」

今日一番感じた事、それは「みんな、ほんとにいいひと!」ってこと。よくもこんだけ、いじわるや作為のある人が全く居ない空間があるものだ、となんだかもう、それだけでビックリしちゃった。今はいつの時代なの?ここはどこなの?ああ、こういうのって、子…

潮先郁男さん

ギターの潮先郁男さんと最初に共演したのは5年ほど前。とあるライブハウスで、その日の共演者であるピアニストが「最高に素晴らしいギタリストですよ!」と紹介してくれたのが初めての出会い。それから暫くして、渋谷毅さんがすっごくいいよ!と連れて来た…

『高橋悠治ソングブック』

私が小学校の高学年だった時欲しかったもの…バド・パウエルのレコード、 ギター、腕時計、カメラ、あと楽譜本。 高くて、なかなかおこづかいでは買えなかったもんなぁ。 お誕生日とかが狙い時!だったっけ。 待ち望んでたものが自分のものになる喜び。 『高…