女神様の微笑み

お日様が落ちるとやはり大分涼しくなる。妹は家族の元へ帰って行き、普段の日常に戻る。
祭りのあとのような淋しさの中で、ひとり夕食を取る。
夜は渋谷さん、パクさん、私、のいつものうるうるトリオで「Daydream」のための打ち合わせ。
待ちに待ったジャケット等のデザインが出来てきたのだ。

ジャケットの絵を見たとたん、泣きそうになった。
なんて綺麗なの…。なんて可愛いの…。なんて素敵なの…。
恋焦がれてた人にやっと会えたような気持ち。
大切に手に取る。女神様が私の手の中で優しく微笑む。

せかいいち・すてきな・わたしの・たからもの。
このCDも、渋谷さんも、パクさんも…。

帰りは、夢見心地でフワフワ、空中を歩いて帰った。