【第二回目・さがゆき即興ワークショップ】

【第二回目・さがゆき即興ワークショップ】
今回はウッドベーストロンボーン、パーカッション、ターンテーブル、ピアニカ等楽器の人達、そしてヴォイスの人達、という顔ぶれ。
総勢30人で午後1時から6時まで、休憩20分のみの5時間ぶっ続け、という強行軍。
でもみんなよく頑張った。(含@打ち上げ)皆、根性ある!

内容についてはここでは触れないが、最初はカタマってあまり音を出せない人、逆にテレて過剰な表現をしてしまう人、等、予測したとおりの反応が多かったのだが、レクチャーしていくうちに、ああ…、そうか、そういうことなのか、とみんなの顔の輝きが変わって行く。消極的で受身だった人も、生きいきとした真剣な表情に変わって行く…ワークショップの醍醐味です。

経験の有無と関係なく、素晴らしい演奏をする人が居る。
<完全即興>という音楽は、全くの初心者が、長年の経験を積んだ者をアッと言わせるような演奏をしたりする事がある。
勿論、経験に基づいた練熟した素晴らしい演奏はいっぱいあるが、いわゆる外側から勉強で身に付けたのではない、逆にそういったものを排除するところにあるような即興音楽に関しては、そういった驚き、発見があるのだ。
解放された魂が出会う、自分すら未だ知らない自分との新たな出会い…。それはまさに生きている、ということを謳歌する事でもあり、何にも替えがたい喜びであるように私には思えるのだ。

打ち上げで誰からとも無く「次回は合宿で!」という話が上がっていた。それもいいかも知れない。時間を気にせず、帰りの電車も気にせず、じっくり皆で時を過ごせたら、また新たな発見があるかも知れない。

将来の夢は、全員で<即興オーケストラ・ライブ>かな?!