潮先郁男さん

ギターの潮先郁男さんと最初に共演したのは5年ほど前。とあるライブハウスで、
その日の共演者であるピアニストが「最高に素晴らしいギタリストですよ!」
と紹介してくれたのが初めての出会い。
それから暫くして、渋谷毅さんがすっごくいいよ!と連れて来たのが潮先さん。
それからずっと一緒です。

潮先さんは私が生まれるよりずっと前からジャズ一筋に歩いて来た人。
淡々とした中にある、すごいグルーブ、スイング感。ちっとも派手じゃないのに、
一度聴いたら忘れられないニュアンス、音の魅力が溢れている。
それに、潮先さんに習ったと言う人の、何と多い事か!
日本中どこへ行っても、必ず会場には「先生!」と目をキラキラさせた元生徒が
来ているのだ。大げさじゃなく、ホントに必ず。
技術もさることながら、お人柄でもたくさんの人に敬愛されているのがよく分かる。
潮先さんとこうして一緒に演奏出来るなんて、ほんとにシアワセ者だなぁ、って
しみじみ思います。
70歳を越された潮先さんが、今が本当に楽しいと言ってくれるのがとても嬉しい。
渋谷さんと三人で作ったWMA(Weel meet again)のCDも大好評(ホントに!)。
そして最近始めた潮先さんと同年代のやはり大ベテランのギタリスト、中牟礼貞則さんとの
三人での世界が、また素晴らしいのです!!
潮先さんが教えてくれるどの曲もほんとに可愛らしくて切なくて…。
こうして知らない世界の扉がどんどん開いて行くのは何と楽しくエキサイティングな事でしょう!

あさってはその深遠なる甘美な世界の、第二弾です。
こんないいものがあったんだ…。きっとあなたの世界も変わっちゃうかも!!