ただいま。

よく感じる事なんだけど、一週間も家を留守にしてると、帰って来てドアを開けた時、自分の部屋なのに、ちょっと何だかよそよそしい。
人の家みたいな、上がり辛いような、ヘンな感じ。
見慣れない所に来てしまったような感じは、ほんのちょっとの間で、お湯を沸かしたり、窓を開けて空気を入れ替えたりしているうちに、部屋と私は、やっと「おう!」という具合に馴染む。

一週間でそうなのだから、一月以上留守にしていたりすると、すっかり人(部屋)見知りしてしまうのだ。

そういえば、私は子供の頃、ひどい人見知りだったそうだ。
幼稚園に送って来た母が帰ると、終わって迎えに来るまでメソメソ泣いていて、困り果てた母は、思案の挙句に自分の着ていたスカートを壊して小さなポシェットを作り、「これを持っていればいつもお母さんと一緒だからね。」と持たせた。
そのポシェットには、必ず一つか二つ、あめ玉が入れてあったなぁ…。
まあ、今の私を見て、そんな頃があったなんて誰も信じてはくれないかも。

今回の関西ツアーも、沢山の人のやさしさに触れる事が出来て、とてもいいツアーだった。
ゆみちゃんは私に、沢山の友達を残してくれたんだなぁ…、って、思った。