フシギ

ガールズ(お弟子さんグループ)の一人が、ちょっとフシギな事に巻き込まれた。
事無きを得て今はすっかり元気になったが、今日彼女とすっかりそんな話になってしまった。特別な力がある人って、実はけっこう身近にいるんだネ!って…。

初めて会った人の嫌いな食べ物を、パッと当ててしまって、当人もビックリの人。
見なくても、相手の家のどの位置にトイレがあるか、ピタッと当てる人。
手を当てるだけで、その人の痛い所がわかる人。
フッと、あれ欲しいな、と思っていたものを、何となくそんな気がしたから、と買ってきてしまう人。
事故や、起きる事を予測出来る人。
まだまだフシギな人が、私の身近にはいっぱい居る…。

考えてみれば、誰もがそれに近いような事は、一度や二度は経験していると思う。
私とても例外ではなく、子供の頃からごく自然に、母に「今日、学校に行くあの角で車に気をつけなさい。」と言われて、本当にその場所で暴走する車に轢かれそうになったり、夢に出て来た場所が本当にあったり…。

今でもごく当たり前にやっている事は、ノドの調子が悪くて大事な仕事がある時、
母に電話で「またお願い。7〜10時頼むね!」と言っておくと、その時間私のノドは快調になり、母がガラガラ声になる。終わるとまた元に戻る、という便利なもの。
何の不思議も無くしょっちゅうしているのだが、人に凄いね!といわれ、そんなものかなぁ、と思うのだ。
まあ、目に見えている事なんてきっと凄く少しで、解らない事が殆どなんだろうから、フシギなのが当たり前なのかも知れないけれど。

少なくとも、人同士の「想念」みたいなものって通じるよね。
だから即興演奏も出来るのかな?