熊本コンサート(つづき)

コンサート終了後、主催者の横田さんに連れて行ってもらった「幣立神社」はスゴイ所だった。大きな杉の木たちが、神社のお社を取り囲んで放射状に、外へ、外へと枝を伸ばしている。何故なんだろう…?
車を降り立ったとたん、何か異様にワーッとパワーが来る。境内は不思議な宇宙空間、というかんじ。その後、白川吉見水源にも行ったのだが、コンコンと地下から湧き出る水は驚くほど澄んでいて、真夏のような熊本を歩く私たちの喉を潤してくれた。阿蘇山の噴火口も凄かった。鮮やかな緑色の水(お湯?)は、土地の人でも滅多に見られないというので、覚和歌子さんと私は「やった〜!」と小躍り。

東京の気温はどうなのだろう、と思いながら炎天下の阿蘇を歩くのは、何だか子供の頃の夏休みのような気分。麦わら帽子で自転車が定番の鎌倉っ子だった私。
けれどグリーンのボルボでの移動は、程よく効いたエアコンのお陰で涼しく快適で、私が子供の頃は家にも車にもエアコンなんて無かったなぁ、なんて改めて思ったりもした。

熊本コンサートは本当に沢山の申し込みだったので今回のホールでは入りきらないため、来年は600席のホールで、という横田さんの迅速な手配で、すでに6月21日が決定してしまった。(う〜ん、九州女の底力を見た!)