澤井一恵さん

まだ体がフワフワしている…。きのうの澤井一恵さんとのデュオ。
凄かった…。言葉にならない。本当に凄かった。
人はここまで天衣無縫になれるものなのか。ここまで「無」になれるものなのか。

いつものようにディレイと小物パーカッション類を持って行ったのだが、結局小物は何一つ使わなかった。
ディレイもほんの1〜2分使用したのみ。マイクすら殆んど使用せず。
生のままが彼女との演奏には似つかわしい。

即興を聴くのは初めてだという初めて来てくれた20代の女性が、とても感動したと言ってくれた事もとても嬉しかった。

澤井さんを初めて聴いた時、あまりの凄さに歓喜で床を転げ回った。
今こうして彼女と共演して一番感じるのは「感動」と「驚愕」と「歓喜」だ。
それは聞いている側にも確実に伝わって行くものだと思う。
一人でも多くの人に、彼女の音楽に、いや、彼女の存在そのものに触れて欲しいと思う。