「さがゆきPlays中村八大」ライブ満員御礼!

よかった!とにかく、もう無条件に楽しかった!全員、笑みの絶えないライブだったなぁ!
殆どリハも無しで臨んだ本番。音が始まったとたん、ああ、OKだ、って思った。
メンバーを選んだ時点で、このライブは成功していたのかも知れない。
この企画の発起人&プロデューサー大友さん、私の初めてのバンドのメンバーだった芳垣くん、ボンデージフルーツでずっと一緒だった高良さん、去年のバースデーライブで、八大ものを一緒にやった関島さん、栗原さん、ボンフルのタイバン等で顔馴染の近藤さん、そしてレコーディングには、ずっと前から八大さんものをやるなら誘って!って言ってくれていた山本精一さん、「Fairys・fable」等にも参加してもらっている坂本さん、そしてそして、ずっと活動を共にしている、大切な渋谷さん…。(きのうもスペシャルゲストで一緒に演奏してくれた。ステキだった。)もう、これ以上ない、っていう最高のメンバーなのだ!!

60年代、日本の歌謡曲と外国から入って来たポップスが絶妙なバランスで混じり合いそこに八大さんのジャズ、クラシックの感覚が加味され、オイシイ要素がギッシリ詰まった独自の音世界が生まれたのだと思う。戦後のほんの短いそういう時代に生まれた、奇跡の音楽だと思うのだ。
多くの人の中の「中村八大」さんって、「上を向いて歩こう」「黒い花びら」という超ヒットメーカー、すごいピアニスト、っていう認識しかないかも知れないんだけど、実はもっと深くて、ダークなカッコいい部分や、ヒッピーな感覚、フリーなものも受け入れ、変拍子もOK、というところがあって、知れば知るほど奥が深いのだ。
だから大友さんや私のフリーキーな世界を、八大さんが今生きていたら、きっとそんな違和感無く、受け入れてくれる気がする。
きのう八大さんの息子さんの力丸さんもピットインに来て下さったのだが、とっても喜んで、協力しますよ!なんて言って下さったのもとても嬉しく、正直ホッとした。
オヤジの曲をこんなにして!なんて気分害されたら切ないな、ってちょっと思ったから。
チラシやアンケートが全然足りなくなっちゃったくらいお客さんも入ってくれて、まずは大成功!
13日からのレコーディングに拍車がかかるぞ〜!
明日、大友さんと録った音源をもとにミーティングして、来週に突入する。さあ、試合開始!