姜和延さん

姜泰煥さんの長女、姜和延さんは、演劇の新鋭プロデューサーである。
先日(9/4)ソウルで、彼女の作品「NOBLE・JUICE」の公演が行われた。
勿論、韓国語の演劇なのだが、私は彼女にボイスを依頼された。
韓国語の言葉を使ったものと、声を楽器として用いたもの。
日本人の、韓国語は全くダメな私が韓国語で参加?と始め思ったが、言葉を音楽として取り入れたいという彼女の意図が、受け取った動画を見て理解できた。
でも、韓国語の発音は本当に難しくて大変だったなぁ。(ボイスのほうはお手の物なので楽だったけどね。)

公演は素晴らしいものだった。ソウルでの二度の公演が好評だったので、2005年に再度行われる事になった。

先日のFM東京ホールで「金大煥記念公演」で共演したカンさんから、彼女が私に託した手紙などを受け取ったのだが、嬉しそうにその公演の事を話すカンさんは、「音楽家」ではなく、子煩悩な優しい「父親」の顔をしていたな。