「浮遊する母」

姜泰煥さん、白石かずこさん、とのステージ。本当に素晴らしいものだった…。
カンさんの、「何も足さない、何も引かない」演奏。
ただ、そこに音楽がある。ひたすら天界と直結した音楽が存在する。
そして白石さんのコトバの持つ力の物凄さ。
白石さんの詩は音楽だ。言葉が踊っている。
グイグイ、彼女の持つ独自のグルーブする世界に引き込まれて行く。
凄い世界があるものだ…。
「浮遊する母」を朗読した白石さんは、「今までで一番よかった。」と、涙を流して言って下さった。
なんて嬉しいの!
彼女から戴いた詩集を一人家で読むと、白石さんの声で聞こえて来る。嬉しいなぁ。
小さな白石さんが、本の中に入っているみたい。