PARIS日記・3日目

6/1
いよいよ今日、本番です。
日本文化会館、3:00からリハ開始。(ホテルから1分だから楽。)
音響、証明…スタッフも日本から連れて来ている。とても安心。
舞台監督のアビタさんもテキパキとやってくれ、事はスムースに運ぶ。
サウンドチェックの時に「あ、いいかんじ」って思えるのって、余計な力が入らなくてほんとラク

お客さんは入り口でBODYチェックまである、厳しいきちんとした会館。
黒人のガードマンみたいな人が金属探知機みたいな棒で一人ひとりチェックしている。

さあ、JAZZ in JAPAN<さがゆきDAY>だぞ〜〜。オ〜〜。
パリで、大きなイベントで、自分がメインってこと、結構プレッシャーかも。さすがに緊張するなぁ。
いよいよ開始のベルが鳴る。お客さんいっぱいだよ〜。おおおぉぉ〜…!マジっすか!

1STステージは加藤崇之との<SYNAPSE>で即興。
場所がどこだろうと、周りがどんな状況だろうと、始まっちゃえば全く関係なくなる。
只ただ、加藤と私の音楽がそこに存在するだけ…。いつも違う、いつものSYNAPSEだ。

2NDステージは渋谷さんとの<Day dream>。エリントンナンバーだ。
何度も歌って来ている、体に染み付いているはずのエリントン。よし!大丈夫!
やはりマイクを持ったとたんに、諸々の事はカンケーなくなる。
自分のペースで歌い、ゆっくり次の曲の紹介をする。
3曲目くらいから、今、どこにいるのかも忘れたかな。
あっという間に最後の曲<Lotus blossom>だ。大きな拍手。メルシー、と挨拶。
アンコールは加藤さんも入って<上を向いて歩こう>をフリーリーにやる。

打ち上げのビール、特に美味しい!!
今回私を推薦して下さった副島先生も満面笑みでハグしてくれる。
ああ・・・、終わった!素晴らしい1日だったな!!