イパネマの娘

コパカバーナを海岸線沿いに、右手にずっと歩いて行くとイパネマ海岸に出る。
ずっと続いている石畳の模様が、イパネマに着くと変わる。
地域によって模様がそれぞれ違って美しい。

Vinisius通りまでホテルから歩くとちょうど20分くらい。
角っこにあるJobinがよく通って、ここで曲を書いたという「Garota de Ipanema」で今日はランチ。
店内にはJobinの手書きの譜面が飾ってある。ここで「イパネマの娘」が生まれたんだなぁ…。
Jobinに思いを馳せながら海風に吹かれていると、日本が雪が降って寒いなんて事が、
何だか夢の中の出来事のように思える…。

夜になると近所の海岸沿いにいろいろな物を売る夜店が出ていた。
海風に吹かれて、コルコバドのキリスト像をひとつ買った。

いろんな国から、いろんな肌の色の人が集るRIO
それぞれの暮らし、それぞれの感じ方、それぞれの人生。
様々なものが融合して生まれた独自の音楽、文化。気質。
でも嬉しい時はみんな思いっきりの笑顔になる。
やっぱりいいなぁ…、ヒトって。

ああ、そして明日は日本で、愛弟子の一人Y子の結婚式だ…。
地球で一番遠い場所から、祝福を送ろう…。