マラソン

男子・長距離で、あと4周というところで他の選手と衝突してしまい、
靴が片方脱げてしまった松宮隆行選手。
他の選手団との距離がどんどん大きくなってゆく。
最後の1周は完全に一人取り残されるかたちになってしまった。
硬いグランドを片足素足と言う最悪の状況で、バランスの崩れた状態で、
それでも必死に完走した松宮選手。
痛かっただろうに。絶望のどん底に突き落とされただろうに。

走り終わって、自ら靴を取りに行き、履き直して直後インタビューに答える。

「くつが脱げなくても、これが自分の実力です。」
「今から次回へ向けて、あらたに頑張っていきたいと思います。」
「参加出来たことを感謝しています。」

衝突した相手を責めもせず、アクシデントを呪う言葉もなく、
悔しさを露わにもせず、淡々と語った松宮隆行選手。
清々しい!

そのあと、ボルトが200メートル19,30。世界新記録の瞬間を見た!早いっ!!

ああ…スポーツはドラマだねぇ…とこの前の日記と違う人になってる私(笑)。