その人という楽器

楽器って当たり前だけど、演奏者によって同じものとは信じられないほど
違う世界を生み出す。楽器を越えて、もうその人そのものなのだ。

ギターひとつとっても、ほんとにみんな違う。
みんな違って、みんないい。
すでにギターという楽器じゃないのだ。

潮先郁男という楽器。 中牟礼貞則と言う楽器。小畑和彦という楽器。
加藤崇之という楽器。 助川太郎と言う楽器。高木潤一と言う楽器。etc…。

そして祭日の今日は、下北沢で小室等という楽器、と歌。
そして私。ふたり合わせて【ロニセラ】だ。

今一緒にやっている人はみんな大好き。
小室さんのほとんどマイクの要らない、驚くほどよく通る、
そして素朴な温かみのある声、大好きだ。
ここのところ、ロニセラはまた新たなレパートリーが増えている。
毎回何が飛び出すか楽しみなユニットだ。