ただいま(関西ツアーから)

六甲の山々が見えてくると、やはり目頭が熱くなってしまう私。
それがほんの数年間でも、小さい頃そこで暮らした記憶は薄れはしない。

幼稚園までの道、小学校の校庭、家の居間から見えた遠く海まで見渡す景色。
庭に生えていた柿の木、隣に住んでいた今は亡きよっちゃん、近所の駄菓子屋。
戻っては来ない父母と過ごした幼い日々は、年月を経てより鮮明に憧れとなって蘇る。

提灯もお花見シートもない、ただ自然に咲く山桜。
東京で見る桜も好きだけど、関西の山に自然に咲く桜の何と素朴で可憐なこと。

清野拓巳くんとのビッグアップル小室等さんとのプラレホール。神出高志さんとの街山荘。
登敬三さん、歳森彰さんとの京都ギャラリーのざわ。高岡大祐くんやベルギーのみんなとの宝湯。
ヤーソ、岩田晶さん、石川まぎさんとのCHOVE CHUVA。
どの日々もあまりに楽しく、一週間はあっという間に過ぎて行った。

やっぱり旅はいい。
行く前も、行っている時も、そしてこうして帰って来て、ひとり切ない気持ちになる時も。

出会ったひとたち、かかわってくれたみんなに、心からの愛を込めて。

ありがとう!!!!!