せんがわ

この、心がはしゃいで、どうにもこうにも嬉しくてたまらないグニャグニャ感覚…。
それは子供の頃、近所のワルガキと夢中でガラクタで作った隠れ家の窓から見た空の色や、
眠い眼をこすって見届けた、孵化したばかりの緑色のセミの透き通った羽根の色や、
木登りして木の上から見た景色にちょっと似ている。
センガワで会うと、いつもの仲間や、懐かしい顔や、初めての顔が、何だか誰もかれも
近所のワルガキみたいで、愛おしくて、嬉しくて、思わずハグしたくなっちゃう…。
それはまさに音楽の魔法。それも飛びっきり自由な、裸ん坊の音楽にだけある魔法。
世界中のみんなが、裸ん坊の音楽の魔法にかかっちゃえばいいな。
そして、出会う人みんながワハハハハ!って笑い合えて、シアワセになっちゃえばいいな。
これはオトナが、長年かかってココロにくっつけたつまんない鎧を引っぺがす、そんなお祭りなんだ!