第11回・さがゆき完全即興ワークショップ、無事終了

第11回「さがゆき・完全即興ワークショップ」今回は初めての試みで、ゲストに
加藤崇之さんを迎えての秩父での合宿でした。
都内での日帰り、合宿と一年に二度のペースでやって来て、今回で5年目。
色々な事が次々に思い出される。生徒二人が立ち上げ、手探りで始めた5年前。
それから何度か代替わりして、今は名古屋に住む邦ちゃんがこまごまとした諸々全てを
たったひとりでやってくれているのだ。

秩父の宿は何だかいい感じでアバウトで、でもそれがかえって落ち着くというか、
面白くて居心地良くて気に入ってしまった。
何たって露天風呂はあるしね。食事もとても美味しかったしね。

肝心のワークショップの中身はとても充実したものだった。
今回も名古屋、福島と遠くからの参加者も。楽器もピアノ、ウッドベース
バイオリン、ギター、ピアニカ、口琴、ボーカル、写真…といつも不思議とバランス良いいのだ。
加藤さんが入ってくれた事によってぐっと広がりが出来、皆の音が生き生きと輝けた。
今回は「音の聴き方」がテーマ。レクチャーと実技を交互に行い、少しづつみんなの耳が
ほぐれて行き、タマシイが解放されて行く。音楽が良くなって行く。
合宿はやはりたっぷり時間をかけられるので、とことん納得するまで話合ったり、
一人ひとりに徹底的に時間をかけたり出来るからいいなぁ。
受講生ひとりひとりに、シナプスのライブの時と寸部違わぬ本気モードで演奏してくれ、
皆を凄い所まで連れて行ってくれた加藤崇之の素晴らしさには、あらためて惚れ直しました。

お風呂の後の宴会…これは最高のワークショップのお楽しみ!
音楽の話、音楽以外の話、みんなどんどん本音が出る。いいぞいいぞ!
気が付いたら4時を回っている!みんな目がキラキラ!
「恋のアンテナは360度」という加藤崇之名言(?)も新たに生まれたし(笑)。
「イエスノー枕」とか笑い死にするような場面満載!!

二日目はより深く、濃くなっていく。涙あり笑いあり…。
最後は各々でユニットを組んでライブ形式。
みんないい顔してる。輝いてる!
こんなに時間があっても、最後はみんなもっと時間が欲しくなる。もっと演奏したくなる、
話したくなる、聴きたくなる。
またね。また来年ね!
今回のワークショップがこれからの君たちの日常の中で活きて、今度会った時に、
何だかちょっぴり眩しい君だったら嬉しいな。