瓢箪から独楽

この前、押入れを整理していたら、すごい昔の写真が出てきた。
今は亡き須田さんオーおナーの「市川りぶる」での写真だ。
その時のライブは鬼怒無月とのDUOだった。まだボンデージフルーツに参加する前だから、
そう、かれこれ20年近く前かも知れない。
サウンドチェックしていたら、知らない人がギター持ってドアを開けて入って来た。
「あれ?今日オレじゃなかったんだっけ?」ってキョトンとしている。
何と加藤崇之だった。
せっかくだから、じゃぁ三人でやろうか、という事になって、初共演。
それはそれは楽しいライブだった。あれ!?ってくらい、二人は息が合った。
それから間もなく「SYNAPSE」が生まれたのだから、縁って面白い。
初めての共演がマチガイから生まれた、というのも、何とも彼らしいし楽しい。

しかし誰がその写真を撮ってくれたのだろう…。ケイタイなんて無い時代、
なぜその人はカメラを持っていたのだろう…。
今となっては全て謎だけれど、まさに瓢箪から独楽とはこの事だ。

さぁ、明日はそのSYNAPSEの、初めてのインプロ・セッションだ。
20年近くやって来た私たちの、初めての試み。
沢山の人が参加してくれるといいな。楽しみだな!