ゆきゆきて乱軍「此処で会ったが百年目」ライブ

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鬼怒無月岡部洋一、大坪廣彦、高良久美子、という名が連なれば紛れもなく【ボンデージフルーツ】。そこに東京ナミィ、三橋美香子、久保田アキ、さがゆき、というフロント・ボーカル陣の名がくればもうまさに昭和ボンフル相関図。
おとといはその全員がほぼ20年振りに[六本木・新世界]に集結。
<ゆきゆきて乱軍「此処で会ったが百年目」>ライブ。壮観だった。

ボンフル歌姫の歴史は、私が入る前にミカちゃん+ナミィが居て、ミカちゃん脱退後私が入ってナミィ+ゆき。その後ナミィが抜けてアキ+ゆき。アキちゃん脱退後は私がひとりになり、レコーディングの時も声を重ねて、その後私も抜けて、ボンフルはインプロバンドに…。
あの頃、一回のライブに何度もリハを繰り返しみんなで作り上げる一体感があった。こうして全員(勝井祐二のみ残念ながら不参加)揃うと苦労を共にしてきた大家族が集まったような懐かしくて温かい感じがいっぱい。

女性陣は思い思いの衣装を纏い、ボンフル時代の曲を主体に、曲想バラバラで面白いそれぞれのソロと組み合わせでデュオ。楽しかったなぁ。
お客さんも満席。きっとそれぞれが色んな懐かしさを胸に演奏したライブ、感慨深いいいライブでした。
セッション的な出会いで演奏してお疲れさまもいいけど、ああやって時間をかけて創り上げて行く音楽もやっぱりいいな。
縁あって組んだユニットって何年経っても大切。もちろん順風ばかりではないかもしれないけど。なんかそんな事を思ってしまった。