夏の子供

って言ってたら、いきなり大雨降って、雷鳴って、涼しくなっちゃった…。
お空の神様、聞いてたの?

クーラー無くてもスヤスヤ…、よく寝られる。
歩いてても、気持ちイイ〜。寒いくらい。秋みたい。

でもやっぱり、何かヘン。
夜中の3時頃、カラス鳴いてたよ。回りでも、ちょっとヘンな事、色々起きてるし。

普通に暑い夏が、やっぱり一番自然かな?
子供の頃の夏…。

鎌倉の由比ガ浜で大きくなった私は自然児。
朝、薄暗いうちから、どこかで鳴いてるニワトリの声で目が覚める。
朝ご飯の前にラジオ体操に行って、ノートにスタンプを押してもらう。
午前中に勉強済ませて(あんまりしないけど)、夕方まで外で遊びまわる。
親戚がよく泊りに来ていたりして、いっしょに市営プールに自転車で行ったり、裏山で木の実取ったり、いくらでも遊びはあった。

カナカナ…と鳴くひぐらしの声を聞きながら、家族で夕食。
母の作ったキャンデーやゼリー菓子、スイカなどを食べて、花火したり、時には庭にあるお堂に、昼間のうちに置いて来た石など取りに行く胆試しをしたりする。
面白いテレビやっていても、9時頃になるとマブタガ重くて、起きていられなかったっけ…。
蚊取り線香焚いて、お母さんにウチワで扇いで貰いながら蚊帳で寝る…。

いつも真っ黒な、お日様の匂いのする夏の子供。
私はそんな子供時代を過ごせた事、とても大切に思っている。