りぶるの夜

10数年前、市川のりぶるでの鬼怒無月とデュオのライブに
何かの間違いでフラッとやって来た加藤崇之。
じゃぁ、折角だから一緒にしようか、と3人で演奏したのが加藤崇之との出会い。
今年二人で組んだバンド「SYNAPSE」は、私の大切なユニットだ。

人と人との出会いって、いつも思わぬ事で始まったりする。
そしてそれは決して偶然ではなく、神様が用意してくれていた物語のような気がするのだ。

昨日、久々にりぶるで歌った。「SYNAPSE」アコースティック・バージョン。
入院を数日後に控えたオーナーの須田さんは、喉頭癌も物ともせず(勿論以前より痩せてしまってはいたが)
ライブを心から楽しんでくれ、ライブ後も共に語り、笑い、飲み(薬ジュースだけど)…最高に楽しい晩を過ごせた。

りぶるから始まったのは「SYNAPSE」以外にも数え切れないほどある。
須田さんが深い理解と愛情で好き勝手させてくれたお陰である。
早く元気になって、また呑もうね!須田さん。