「たびのもの展」

友人のW君の写真展「たびのもの展」に行った。
戸田駅からY子とふたり、ブラブラ歩きながら、夏の終わりの空を見る。
10分程で会場へ。カラフルなレンガが敷き詰めてある床。入り口からもういい雰囲気。中に入るとW君らしい写真がずらり。

桜の花吹雪の中にお爺さんが佇んでいるのとか、自分を追い越して行った猫とか、犬と猫が仲良く長ーくなって眠っているのとか…。
写真の中に物語がある。どれも温かさが滲み出ている。
ふっと目を向けるその焦点に、優しさとお茶目さが同居している。
旅の好きなW君の目には、こういうふうに色んなものが写っていたんだね。

小一時間、異空間に身を置く。気分がどんどん和んでゆくのがわかる。
初めての個展、大成功だったね。W君、おめでとう!