桜に思う

桜が今年は早い。もう4月か…。早いなぁ。
この2、3日暖かいせいか体調がいい。元気で目覚めるとホッとする。

カラッと晴れた朝、洗濯物を干しながら遠い国の事を思う。
日本は桜が咲いて、食べ物も冷蔵庫にあって、いつお花見に行こうか、なんて平和だけど、海の向こうでは今日も、
罪もなく死んで行く子供や、お母さんや、そして兵隊さんが居る。

戦争って本当に不思議だ。例えば普段なら、一つの殺人事件があれば解決するまで警察は必死になって犯人を捜す。
たとえ時効になろうとその罪は消える事はないし、一人の人間の命の重さを、誰もが真剣に解っているはずなのに、
なぜ「戦争」と名が付くと急に「今日は何人死亡」って当たり前みたいに人殺しが平然と行われるんだろう。
「戦争」という名のもとなら人の命を勝手に奪ってもいい、っていうきまりは誰が作ったの?

「地球全体の大統領」みたいな人が居て、どの国の人であろうと平和を乱す行為は禁止する、っていうふうになればいいのに。
アメリカとイラク、っていっても、「地球国」の中ではただ県が違うだけで、「日本国」の中の大阪と北海道、みたいな感じと本当は変わらないのに。「家庭国」のお兄ちゃんと妹だって同じじゃない。思うようにならなきゃ殺しちゃうの?
宗教は何であろうと個人の自由。語弊があるかもしれないけれど、でも宗教ってある意味趣味的なものだという気もする。宗教で争うんじゃ意味無いじゃん!って思う。
私なんかが考えたって解る事、どうしてエライ人が解らないのかなぁ?

みんなが幸せになるといいのに…。幸せになるために生まれてきたのに…。

今日から姜泰煥さんとのライブだ。今回はカン・ウニルさんという初共演も。明日は白石かずこさんともご一緒だ。
韓国と日本。音楽でちゃーんと仲良しだぞー!