九州ツアー・続きの続き(17日の分)

今日は最終日かー。淋しいなー。中山さんと絶対またね!と固く握手を交わし鹿児島のホテルをあとにする。
フェリーで生まれて初めて見る櫻島(大根試食したわよ)を回って、一路日南へ。
シーズン、というホテルに着く。わー、すっごくいい所!
部屋の窓を開けると、何とも気持ちのいい風が入ってくる。
海と川に囲まれ、左手には山々が霞む。小さな鳥が川辺を歩いている。
夕暮れの道を会場へ向かう。

街の雰囲気を壊さないために電信柱無しで設計されたというこの町は、まるで時が止まったみたいに美しい。
薪で焚くお風呂の煙が所々立ち昇り、何とも懐かしいような風情がある。
「櫻」に到着。コーヒーを頂いてサウンドチェック。やっぱりここも熱烈渋ファンでいっぱい。
おととい会ったソフトリーさんも来て下さる。昨日来てくれていた人の顔も何人か見える。
エリントン・ナンバー、八大ソング、渋谷さんオリジナル、と実沢山なステージ。
こんなに熱い思いで聴いてくれる九州のお客さん。すっかり大好きになっちゃったよー。九州!
いいな、いいな、こういう毎日、いいな。

CD出来上がったらレコ発で来てね、とみんなが言ってくれる。有り難いなー。
是非是非、伺いますとも〜〜!と、ニコニコの3日間の私でした。
連れて来てくれた渋谷さんに、ほんっと、感謝!感謝!感謝!です!

渋谷さんはもちろん、今までだって最高に好きなピアニストだったんだけど、今回、連日DUOでライブして、
何か始めて見えたものがいっぱいあった気がする。
7年間御一緒させて頂いているけれど、やっと「渋谷毅」の入り口が見え始めた、っていう感じなのだ。
4月に「SINGS・エリントン」CDの制作にかかる訳なんだけど、今回のツアーはもの凄く実りあるものだったと思う。
納得出来るいいCDが出来ますように…。精進あるのみ!ガンバルぞー!