小松コンサート

赤い和ロウソクの灯りが、100本のハスの間から揺らめく。
ここは本光寺の本堂。今日のコンサート会場だ。

一部は俊太郎さんの<家族の肖像>の朗読と音楽のコラボレーション。
吉野弘志さんは「おとうさん〜おじいちゃん」のところで、続木力さんは「あかんぼがいる」、賢作さんは「いま」、わたしは「おっかさん〜不機嫌な妻〜祖母」、「さようなら」と「家族の肖像」は全員・・・で、即興演奏で絡む。
観客と演奏者とみんなで、気持ちのいい雲の上の何処かに旅してきたみたい。
終わった時、皆、夢から覚めたように幸せに我に返る。
素晴らしい内容だった。

二部は賢作さんと私のオリジナルや「見上げてごらん、夜の星を」等の曲を演奏。「クロンペンダンス」ではみんなが一緒に手拍子で見事に参加してくれ、楽しい一曲になった。

スタッフの方たちの労いの打ち上げの後、皆で美味しい和食を戴いて大満足。
今日も素晴らしい一日になりました。感謝。