カン、さが、内橋、SACHIKA

ウイーンに現在は本拠地を移し、日本と行ったり来たりと多忙な音楽活動をしている内橋和久。
ちょっと最近共演していなかったのだが、ピットインでの共演で改めてその素晴らしさに目を見張る。
即興に大切な全てを兼ね備えた素晴らしい「美」を見せてくれた。

カン・テーファンとは最近特に共演を重ねる機会が多い。
彼の安定した技術の高さと悲しみ、痛み、を超えた所にあるような深い慈しみの音に、やはり魂が震えた。

現代音楽畑のパーカッショニスト、SACHIKAは数回しか一緒にステージを踏んだ事がないが、この四人をセレクトした大木雄高の耳の確かさに改めて感謝した今日だった。

翌日の朝11時にはうっちゃん(内橋)はウイーンに、4時にはカンさんはソウルに、それぞれ旅立って行った。
真夏のような、9月半ばの空…。