いちにち お布団

お布団の中までおひさまがさしてくる…。
好きな本とハチミツ入りの甘ぁいミルクティーを持ち込んで、
今日は自分を「いい子いい子…」。
いくらでも眠れる。十時間眠ってもまだ体は睡眠を欲しがる。

きのうの仕事帰り、電車の中であ〜やっちゃった…って思った。
吐き気と熱と震え…。
エンジンの容量が大きくない車が、何時間も高速道路をぶっ飛ばしたあとみたいに、
体が熱を持ってガタガタになる。
でもたいてい、なってから気が付くんだ。気が付いたときは、遅いんだ。

今に始まったことじゃない。子供の頃は年中だった。
わかってるんだ…。「自家中毒」。
年中近所のお医者様が家まで来てくれて、痛い注射をされたっけ。

ベランダの植木の陰がゆらゆら揺れてる。
レースのカーテン越しの風は、もう春じゃないの。
そしてあしたは、バイオリンの桃ちゃんとのレコーディングだ。