一週間分の日記

息つく暇も無かった10月もそろそろ終わりだ。
ほとんど休みが無かったので、体がさすがに悲鳴を上げている。
急に寒くなったし、今日はちょと熱っぽい…。知恵熱???

バースデーライブも無事終わり、22日はPORTOで始めての若いギタリスト、松尾由堂君とだった。
たいしたものだなぁ。スタンダードもブラジルものも初見で行けちゃう。
繊細な面もちゃんと備えている。こういう人がどんどん出てくるのは素晴らしい。

23日のあうんは田村博さんと。本当にこの人は曲を熟知していて、それを見事に美しく壊して行く。
なかなか居そうでいない貴重なピアノだと思う。

24日はこの前ツアーで一緒だった高岡大祐君と、今一押しのドラム、山本達久君とのトリオ。
まるで神社に足を一歩踏み入れたような清々しさと神々しさを感じさせる達久君の演奏。
誰とどう組んでも、信頼を裏切ることは決してない素晴らしい音楽家だ。
来年もきっとたくさん一緒に演奏することになると思う。

きのうは一楽義光さんからの嬉しいお誘いで、下北沢の「ERA」での箱企画「Primitive」セッション大会。
若いインプロバイザーたち、映像の人たち、センスのいい人がそろっていた。
ぎっしりのお客さんにびっくりした。200人くらいいたかも知れないな。

一楽さんはドラムとビデオを連動させた演奏が主なので、その名もドラびでお
ドラえもんみたいで可愛い。ドラえもんみたいな飛びっきりの笑顔も楽しくなっちゃう。
そしてオプトロン(蛍光灯)を演奏する伊東篤宏さん。
この二人はパリの日本文化会館で会ったのが最後だったので、かれこれ2年振り。
そして向山聡孝さんともうひとり下北沢の人(名前忘れたごめん!)
こういう感じは久し振りかも。遊びまくったなぁ!とっても面白かった。
一楽さんの完璧なまでにオープンなあのオーラは、聴く人も見る人も共演者も幸せにしてくれる。
音楽っていいなぁ、と子供みたいに嬉しくなっちゃうのだ。

明日はピアノの新澤健一郎さんのお誘いで、バイオリンと会田桃子ちゃんとのトリオ。
先々月始めてやったこのトリオ、とっても気持ちがよかったので、明日も楽しみだ。

さて、あとは熱が下がりますように…。台風がおさまりますように。