スリランカ〜トルコ〜スペイン 其の②

Taprobane島渡りの恐怖の一夜(笑)。背の低い女性はマジで命からがらだったそうな。
完全に足が着かなくてジャンプなんて夢のまた夢で水を何度も飲んだそうな。
(後に彼女はジャンプというあだ名が付く)
ある女性は「こんな話、帰って主人には出来ないわ!もう行くなって言われちゃう」と。
へへ、私がこうして書いちゃうよ〜(笑)。
潮の満ち干で、舟が出ない時間帯はこうして歩いて(ってか泳いで、じゃん!)
島までみんな行っているというのだ!恐るべし、スリランカ
まぁ、島とホテル自体は本当にステキ。私たちの他誰もお客は居らず、いかにもミステリーの殺人現場になりそうではあったけれど。

こちらのヨーグルトは水牛の乳で出来ている。けっこうウマい。(写真左)
メロン、パイナップルをはじめ、マンゴスチン、赤いバナナ(写真中)、
また見たことも無い豊富な果物(写真右)が毎日食べられるのは良かった。
甘くて香りが良くて、とっても美味しいのだ!

あくる日は象に乗る。のんちゃん曇に乗る。ゆきちゃん象に乗る。
背中に箱置いてそこに数人座るか、ハダカの象にそのまままたがるかを選べる。
当然後者。ジョリジョリ硬い毛の生えた背中に乗り、落ちないように象につかまる。
アタマもうっすら毛が生えていてなんとも可愛い。
バナナをやると、5本くらい付いた房そのままを鼻で掴んでひょい、と口に入れる。
歩くたびに背中の筋肉がグワッ、グワッ、と動いて、なんだかおっきなお父さんにオンブされてるみたいで気持ちがいい。
途中でスコール!ビショビショになりながら、でも大笑い!
全然ノープロブレムっす!象さん、アリガトウ。

14日は紅茶工場を見学。巨大な機械がユッサユッサ茶葉を振り分けて行く。
大好きな紅茶のいい匂いが体中に染み付いたみたい。
新芽だけを採って乾かしたという、ホワイトティーという紅茶を買った。
薄い色の上品な香りだ。

いよいよシーギリアに向かって車は移動。
山の上から下に向かっての道はウネウネと曲がりくねったいろは坂
だんだんみんなの顔が紫色になって行く。
と!どこからともなく若い花売りの兄ちゃん。走ってる車と同じ速度で車の窓に向かって買ってくれと走りながら花を差し出す。悪いけど要らないよぉと手を振る。
暫く行くと、うぉ!さっきの兄ちゃんが物凄い勢いで山を縦に突っ切って下りて来て、また窓に向かって花を差し出す。車は走る。兄ちゃんも走る。
何と4回か5回、途中転んだりしながら、兄ちゃんは山を走り下りて車に追い着いて、半分ボロボロになった花束をまたも差し出すのだ!
根競べに負けました…。おとなしく車を止めて、花束を買わせてもらいました。
お疲れ様でした、兄ちゃん。骨折るなよぉ〜〜〜〜。
                  
             〜続く〜