亜里紗バンド@新宿「J」


新宿「J」…アマチュアだった若かりし頃、オーディションを受けた場所だ。
ここと、あといくつかのライブのオーディションに受かって歌を仕事として生きて行くように
なった訳だから、足を向けては寝られないという場所なのだ。
一体何年振りなのか、懐かし過ぎてドアを開けて店内を見ても…わ、忘れてる(驚)!
こんな感じだったのか、もっと広かった気がする…子供だったからかな(ウソ)。
この日は「J」の35周年記念ライブということもあってなかなかの賑わい。
誘ってくれたのは、これまた久々の金子亜里紗ちゃん。あ、今は結婚して竹内亜里紗ね。
彼女とは昔「Its so peaceful」というアルバムも作ったっけ。
ビーバッパーの彼女のユニットにゲスト参加。普段やってる音楽じゃないからなぁ。
タッド・ダメロンのHot houseやモンクのEvidence…等インスト曲ばかり。
ドキドキしたけど楽しかった!
マジメなJAZZも(笑)たまには頭の体操になるのだ!

沖至JAPANツアー


韓国に滞在中、フランスの沖至さんからのメールを受ける。
一緒に来日することになっていたピアニストのCHANGO氏が急病でこられなくなったので
急遽ピンチヒッターとしてやって欲しいとのこと。
沖さんとはPARISで共演したときもインプロだったので今回もそうかなと思ったら何とJAZZ。
しかも私のギターと歌で、DUOで、という要求に二度びっくり。
10日間の韓国から帰ってその足でのツアーは体調的に心配だったし、お互い曲での共演は初めてでどうなる事かと思ったけど、やってよかった!
大阪、名古屋、どちらもとても楽しかった!
またひとつ、新しい門が開いた感じ。沖ちゃん、ありがとう!

10/6の日記 Withマサラin韓国


韓国でのラスト日は、日本のMASARA(大田恵資G、吉見征樹タブラ、高木潤一G)
との共演。マサラの曲を一緒に演奏しました。
終演後、向こうでずっと世話してくれていたVivieちゃん夫妻たちと焼肉!
美味しかった〜〜。長かった韓国、いよいよ明日お別れです。
アンニョンハセヨ〜〜〜〜!アリガトウ!!
(帰りの飛行機、なぜか潤ちゃんのギター機内に持ち込めて…韓空ナゾ〜!)

10・/4の日記・【International Sori Festival】



10/2に韓国Jeonju市で行われた【International Sori Festival】の開催式。
二日経って、そこに自分が時間を共に出来た幸せが、じわじわ実感が湧いて来ました…。

本当に本当に素晴らしいステージでした!
6000席の会場はかなり前からソールドアウト。全ての人選、構成、演出、アレンジから映像、照明…
全てをやり遂げてしまったPark Jechunさんのものすごいエネルギーが産んだ奇跡のステージでした…。

ズラリと並んだ17人の僧侶達の読経から始まり、巨きな船に乗った、スペイン、カナダ、
インド、ドイツ、シリア、アメリカ、ニュージーランド、日本、と8カ国からの声のアーチスト、
そして韓国のパンソリの歌手三人、jazz、K-Popの歌手…と、選出された計13人。
オーガナイザーがその国の代表曲と認めた曲をそれぞれの歌手が披露。
私は、オリジナル曲「5月の風の中で」がノミネートされたのがとても嬉しかった。
自分でも大好きなこの曲が日本の代表曲として、たくさんの人たちに聴いてもらえたことは大きな喜びでした。
其々の歌手が歌う大きなバックスクリーンにはその国、曲にあった映像と歌い手の映像が美しく重なっていく…。
韓国の民族楽器を含む32人のオーケストラ、そしてParkさんの太鼓…。
その後ろから上がって来るせりには80人の合唱団による、様々にアレンジされたアリラン
この世のものとは思えないほどの壮大な世界が、MOAKホールいっぱいに広がる…。
そして出演者全員の大合唱でのアリラン
凄い世界でした。
Parkさんが自分の耳で、足で集めた世界中のソリ達…。
音楽は本当に世界をひとつにする…これは正に音楽のオリンピックだ…。
ただの音楽祭というものを超えた画期的な企画…何か大切なものがここにはあった。

韓国の関わってくれた全ての人達、世界から集まったアーチストのみんな、心優しい全州の人達、
そして今回の事を揺り動かし、大成功へと導いてくれた見えない大きな力…に感謝です!!
ありがとうございました!!

韓国【International Sori Festival】出演決定

初めて韓国へ行ったのは、今は亡きキム・デファン氏の招聘によるソウル公演だった。もう随分昔の話だ。自分がマイケル・ジャクソンにでもなったんじゃないかというくらいの歓迎振りには本当に驚いた。どの公演もサイン攻め、記者会見、新聞、雑誌のインタビュー…キムさんてスゴい人だったんだなぁ。お巡りさんも白バイかっこいいな、って言えば乗ってみますか?なんて…。道行く人がキムさんを見ればパッと帽子を脱いで深々とお辞儀する…日本で共演した時、こんな黒いものばかり着てるフリーミュージシャン貧乏に違いない、と決め付け、300円の乾電池を買おうとした手をピシッと叩いて100円のをこっちにしなさい、と言い、安いラーメンを奢ったというものを知らなかったあの頃が懐かしい。それから義弟のカンテーファンとキムさんに交互に呼ばれ何度も行くようになった。

今回のプロデューサーのPark Jechun氏は、大友良英氏と2人で招聘された時出会い、その後幾度も韓国や日本で共演した今やパーカッションの一人者。
今回は世界中から選りすぐられたソリ(声)のオーソリティーが一同に会する大きなフェスティバルだ。Parkさん自らアレンジで、オーケストラで私の「5月の風の中で」も演目にある。
本番は2日、全州で。その後5日には日本からマサラ(太田恵資、吉見マサキ、高木潤一)との共演もある。エキサイティングな10日間になりそうだ!

雨の遊園地

今や、ジェジェジェ、あまちゃん、と言えば大友良英さんというくらいの知名度だが、
大友さんのプロポーズそしてプロデュースで中村八大曲集の二枚組アルバムを
作ったのって、もう八年も前なんだなぁ…。
この中で、何曲か渋谷さんと2人でやっている曲があるのだが、それは今聴いてもひどくいいのだ。あ、もちろん皆でやっているのも素晴らしいけどね。
中村八大さんの事を大好きな、直接関わって来た渋谷さんと私のデュオ[雨の遊園地]は、
渋谷ジャンジャンで始まり歴史があって、何だか感慨深いのだ。
明日久々にやります。チェロの翠川さんにも入ってもらっての、
きっと深くて怖可愛い[雨の遊園地]…是非お運び下さいね。
めったにやるものじゃないしね。

9/18(水)大泉学園イン・エフ
http://in-f.cocolog-nifty.com/
渋谷毅(Pf)+さがゆき(うた)+翠川敬基(Cello) 

03-3925-6967 20:00開演 3000円
練馬区東大泉3-4-19 津田ビル3F