東横線桜木町駅


今日は昼間、ブラジルから来てるFilo Machadoと孫ちゃんのFelipeに会いに横浜まで出掛けた。
ブラジルに行った時に会ったきりだから6年振り。Filoはもちろん、相変わらず最高だった!
Felipeは初めて会ったけど、素晴らしい11才の天才少年だった。声変わりしていないあどけなさで「君の名前は?」なんて聞くんだもん…可愛いったらありゃしない…。今度会った時はもう大人の声になっちゃってるのかなぁ…。
 帰り、駅まで遠回りしてフラフラ歩いてみた。横浜は子供の頃、家族でご飯食べに中華街や伊勢佐木町に行ったりした懐かしい場所。
野毛界隈は昭和の街並み。川でハゼ釣りしてる人、錆びたトタンの塀、昔のライブハウスちぐさ、ドラマに出て来そうな床屋さん…懐かしい気分にすっかり浸る。
桜木町駅に着く。まだ東横線の駅があった頃、今は亡き母とお鳥様のお祭りに一緒に行って、改札口でバイバイしたのだ。母の顔を見た、最後の場所。
ちょうど駅に、昔の東横線の写真やミニチュアが飾られていた。懐かしさに胸がキュンと締め付けられる。
 何と、今日は母の誕生日。桜木町で会えたね…おかあさん。おかあさんが好きだった崎陽軒のシュウマイ弁当とお花、お菓子を買って帰る。
お誕生日おめでとう。生まれてくれて、そして私を生んでくれてありがとう。
写真のおかあさんと話しながら、淋しいけどあったかい夜の時間だ。
 今、自分は生きているという事。一緒に音楽出来る仲間がいるという事。
私の音楽を愛し聴いてくれるひとたちがいるという事。一緒に飲んで語れる友達がいるという事。
慕ってくれる目下の人や生徒がいるという事。一緒にケンカ出来る仲間がいるという事。

思えば…奇跡なのだなぁ…。