2007-01-01から1年間の記事一覧

最近、至福

大好きな仲間と音楽する…。大好きな仲間と、美味しいお酒を飲んで語り合う…。そして一人、自分と語り合う静かな時間…。まさに至福。完璧なり我が人生。気が付けば最近、ずっと至福だなぁ…ワタシ♪

台風去って。

ゴウゴウと物凄い勢いで流れている多摩川。いつもは子供たちが野球をしたり走ったりしている地面は、今は泥水の中。黙って水面を見つめているテント生活者の人たち。お弁当を広げている学生たち。恐々水辺の近くまで行って、お父さんに叱られて慌てて戻って…

台風9号、真っ只中

只今、台風9号真っ只中。閉めてある換気扇がバタバタいっている。窓ガラスに打ち付ける風の音がどんどん激しさを増している。時々強風で、家全体がウワッと動く。クワバラクワバラ。こんな日のライブ、どうなるんだろうと思ったけど、ちゃんとお客さんが来…

恐竜JAZZ

デューク・エリントンの組曲は多数あって、色々なミュージシャンが取り上げているのだけれど、よくこんなマニアックな選曲を…というエリントンの組曲を、全曲ソロピアノで録音したCDがあります。それは「ニューオリンズ組曲」。ピアノ:田村博。別名、恐竜…

音楽迎賓館

11月に渋谷毅さん、潮先郁男さん、さがゆき、でレコーディングする場所。 世田谷にある松本記念・音楽迎賓館に決定しました。 http://pioneer.jp/onkan/matsumoto/index.html 今日、下見に行って来ました。 あまり人の手に触れていないベーゼン。 少し調整す…

【うずらぎぬ】

昨日、水谷浩章さん(B)のお誘いで、四谷の画廊で上野龍さんという写真家の個展で二人で演奏した。小さいけれど音がとても良いスペースだったので、全く生音で気持ち良く。水谷さんの素晴らしさは、何と言っても音の美しさ、正確さ、そして発想の自由さ、的確…

ダルマサンガ コロンダ

高崎って、ダルマさんが名物なのね。駅におっきなダルマさん居たなぁ。 きのうは八木のぶおさんというハモニカ奏者のおさそいで、初めての町、高崎まで行って来ました。 「高崎おかみさん会」という、パワフルな女性の手によって運営されているグループの、…

わ〜い、アケタだ〜。

階段を体をキュッと曲げるように降りると、二つドア。どっちのドアだっけ?・・・ってくらいに忘れてる。かたっぽはトイレだよ〜。壁の模様、独特な空気。ああ・・・アケタだ。そのまんまだ。いっぺんで10年前のワタシに戻る。ちょっと(かなり?)ふっくら…

豪華皿移し変え

今まで色んなユニットをやって来たなぁ。 いろんな面白い名前のがあったっけ。 ●「JIP‐ZONE」(さが、高島正明、芳垣安洋、塩谷博之、他)●「SUARA・OMBAK」(さが、Febian Reza Pane、吉野弘志、岡部洋一、早坂紗知、時に鬼怒無月) ●「Bondage fruit」(鬼…

生徒の結婚式

私が最初に人に歌を教えることになったのは、市川りぶるのオーナー須田さんに、ある子を教えてやってくれないか、と頼まれて始めたのがきっかけ。その後人づてに生徒は増えて行き、気が付くと教え始めてもう12年の月日が経っている。最初の頃来ていた、飛び…

さようなら、富樫雅彦さん

富樫雅彦さんが22日亡くなった。旅から帰ってきのうの夜中知った。初めての出会いはあるセッション。富樫さんとデュオで演奏なんて最初はとても恐くて、私はいいです、なんて恐れをなしていたら、チェロの翠川さんが「行け!」って背中を押してくれた。音が…

ファンタジアの夜…2

女性ダンサーたちとトンデ空静たちの舞いは、本当に美しかった。「星めぐりのうた」で始まったドラマは、「星に願いを」で幕を閉じてゆく。何度も何度も繰り返し「またたく星に祈ろう」と歌った会場のみんなの歌声は、きっとやまとさんに届いたに違いない。…

ファンタジアの夜…1

10日振りに自分の家に帰って来た。羽田空港から電車を乗り継ぎ、家に向かう。見慣れたはずの商店街が、そして久し振りの自分の部屋が、何だかよそよそしく感じる。送ってあった2つのスーツケースをほどき、グッピーとベランダの花たちの世話をし、洗濯機を…

いよいよ明日

富山、5日目。すっかりホテル暮らしも板についたかんじ。いよいよ「おおやま水辺のファンタジア」明日、本番だ。昨日、NYからマリンバの名倉さんも到着、今日はこれから全員そろって通し稽古。出演者総勢役800人のこのイベント、一番心配だったお天気も大丈…

渋・潮・雪

11月にレコーディングが予定されている、渋谷毅、潮先郁男、さがゆき、による1920〜30年代のスタンダードばかりが収録される事になるCD。この三人ならではの世界なのだなぁ、としみじみ思う。このなんとも淡い夢のような、浮かんでは消える泡沫のような感…

おおやま水辺のファンタジア・秒読み

今月18日に富山で行う「おおやま水辺のファンタジア」いよいよ秒読みだ。一番星が見え始めた頃、700人の子供たちの手作りの硝子のキャンドルの灯りが常願寺川の水辺一面を星空にする。一夜限りのドラマはそこから始まる。立山の連なる峰々の彼方まで広が…

世界一のトウモロコシ

世界一のトウモロコシを食べた。 生食、というだけでも驚きなのだが、口にしてみると、甘くて、 いい香りがして、歯ごたえがシャキッとしていて…、 え!?これが本当にトウモロコシなの? この貴重なトウモロコシは、たった5本、北海道のある特別なルートで…

「Live at Airegin」

今日スイスから、NYのフリーマンスリージャズガイド「All About Jazz」に 「Live at Airegin」ハインツ・ガイザー(DS)ゲリーノ・マッツォーラ(P)、加藤崇之(G)、さがゆき(VO)によるCD「エアジン・ライブレコーディング版」が紹介された、という知らせが…

きょうから8月

今日から8月だ 高橋悠治さんとの共演から 早2週間が過ぎたのだ 私の中で 悠治さんの音楽への想いが 日増しに大きくなってゆく あらためて 悠治さんとの出逢が 私にとってどんな意味を持つのか悠治さんから どんな大きなものを戴いたのか…ということに 驚愕…

暑過ぎる

開けた窓から入ってくるのは、風というより熱風。壁の寒暖計を見れば何と34度。オオこわ。こんな暑さ、子供の時には無かったよなぁ。やっぱり温暖化なんだろうなぁ。息をするのもしんどいこの暑さ。キライなんて言ってられない。エアコン、エアコン。で、キ…

東京も、今日は晴れ。でも、見上げた空は、ちっちゃくて、ちょっとグレイがかってて…。目を閉じて見る空は、真っ青でおっきな、あの富良野の空。いい匂いでいっぱいの大地の夢を見ながら、私の今日は、また始まろうとしている。

北海道・旅日記 その2

山の上の温泉からの帰り道、山道の横に、なんと、野生の鹿が二匹!車を止めてそっと見ていたら、逃げる気配もなくこちらを見ている。大きな耳がピクピク動かしながら、二匹でこちらを気にしています。白い斑点があるので、まだ子供だとか。兄弟か姉妹なのか…

北海道・旅日記 その1

思えば本当に久し振りの北海道でした。何たって中村八大さん、永六輔さん、と共に行ったのが最後というくらいだもの。記憶の中の北海道は20年程前のまま。それだけに今回は格別楽しみな旅でした。呼んで下さったのは、何とNET上のMIXIで知り合っただけで一度…

北海道ツアー

大変な事を終えた後って、何故こうも年頃の小娘みたいな気持ちになるのでしょう。針の先ほどの事に何だかとても感動したり、ひどく孤独になってみたり。ため息をついてみたり、気付くとボーっと何もしないで空を見ていたり。普段の何十倍も感性が裸んぼうに…

「ぼくは12歳」無事終了

高橋悠治さんという人は、とてつもない魅力のカタマリです。ただそこにフッと居るだけで、空気が全く違ってしまう。物凄いオーラが眩しすぎて、目眩がするほどです。「ぼくは12歳」を、遂に作曲者ご本人と共演してしまいました。お友達に言われて気付いたの…

泣いても笑っても

音楽にジャンルは関係ない、って言うけど、ある場合も…ある。やっぱり普段やっているJAZZ、即興、八大さんもの、自分の曲、とクラシックは訳が違う。何が違うって、カンタンに言えばムズカシイのね。とっても。拍がすぐには分からない、分かってもなかなか出…

ごめんね、ヤドカリ君

隠岐の島で拾ってきた貝殻、 きのうの夜、お皿に入れて置いてたら、ガサガサ音がする。 何かと思ったら、そのなかの一個の巻貝から、何やら黒い足がチラリ。何とヤドカリ!ちっちゃい目玉やヒゲを動かして辺りを見回している。海水じゃなきゃ駄目なのよね。……

隠岐の島「マラニック大会」

自然がいっぱいだと、どうして人ってこんなにも純朴に、優しくなれるのだろう…。 海、風、山、木、そして魚、貝…そしてそこに居るみんな。 何もかもがウルウルの、心づくしの隠岐の島でした。 米子空港から七類港まで車で行き、そこからフェリーで約2時間の…

小室等さんと渋谷毅さん

わあ、歌ってる右側に渋谷さん、左側に小室さん。これって夢か現か。子供の頃、家にあった母親のカセットテープの背中に書いてあった「小室等」という字が、初めて知った小室さんだったっけ…。今日という日が来るなんて、想像もしなかったなぁ。とても接点あ…

おおやま水辺のファンタジア・予告編

8月に行われる「おおやま水辺のファンタジア」の、現場の下見と打ち合わせに、富山まで行って来ました。空港からまず、「日の出小劇場」に向かいます。ここに送られて来たやまとさんの遺作の人形たちが、みんなで私を待っていてくれました。まだ作りかけだっ…